ズリさむ乳道

DLsiteレビュアーだったり物書きだったりする男の駄弁り場

もっとズリキチを唸らせる!? エロ小説におけるパイズリ表現を6つに細分化してみた(STEP1~STEP3まで)

 

前書き

 

2年半も前に書いたnoteのハウツー記事をこっちに移植(一部改変)して、放置していた続きを書こう!!……という趣旨です。

 

非常に情けないことにこのπ乙侍、朝番の仕事になったばかりで起床時間の変化に付いていけず、

 

「んお゛ぅお゛お゛きっっっつ♥♥」

 

などと汚いオホ声をまき散らしております。

 

まぁ6月中……最悪7月には書き溜めて公開するので、鼻くそほじりながら待っててください

死亡フラグ

 

 

 

パイズリ小説・黄金の6STEP

 

もう4年前に書いた記事になるのですが、私はパイズリ表現を「前戯・本番・事後」という3段階に分けて考えていました。

 

note.com

 

しかし、「巨乳ファンタジー」を手がけた鏡裕之先生からまさかのアドバイス・ご指摘を頂き、「この用語と分類ではダメだな……」とアップデートの機会をうかがっていたのです。

 

 

その結果自分なりのロジックを築き上げ、6つにまで細分化することに成功しました。

 

この記事では6STEPのうち、STEP1からSTEP3までをご紹介します。

 

 

パイズリ挟射でシコった回数4000超えズリキチとして、尖りネズミ化した思考回路を少しでも分かりやすく提供できれば幸いです。

 

 

STEP1 前振り・欲望の伏線

 

 

何もパイズリに限った話ではありませんが、物事には然るべき流れがあり、それをすっ飛ばしていきなり行為に及んでも読者は興奮してくれません。

 

例えば「ヒロインが主人公の手を取って自身の胸に持っていく」とか、「キスをしながら背中に手を回してブラのホックを外す」とか。


そういう期待感を煽る前振りをちゃんと仕込むことで没入感が増し、より濃厚なシコシコ体験に繋がると思っています。

 

ただ、シチュエーションやヒロインの性格に応じて無数に変化することから、中々これ!という決まりきったパターンがなく、頭を悩ませるところです……。


ここからが本題なのですが、実はパイズリにもいくつか優秀な前振りがあって、

 

 

「これを書くとはおぬし中々分かってるやつだな」

 

 

とズリキチが思わず後方腕組みを決めてしまうポイントでもあります。

私がよく使う信頼のおける前振りをいくつか挙げていきますと、

 

女の子が男の足に手を置いて広げさせた後、その間にするりと入り込む。

 

ベットやイスに座った状態から、僕が好んで使う仕草です。
別のシチュエーションで例えるなら、セックス前に恥ずかしがる女の子の脚を開かせる流れがありますよね。ニュアンスはそれに近いです。
 

これを胸の大きな女の子にやられると、ものすごくパイズリの期待感を煽られます。

ちょうどいい感じにおっぱいが股間の辺りに来ますからね。

 

ズリキチはこの時点でパイズリが来そうだなとドキドキしてるので、ここからシャツの第二ボタンだけを外してズリ穴を作るなり、汗ばんだ乳肌を露出するなり、脚におっぱいが当たって柔らかい感触に震えるなり、あふれ出そうな乳肉を描写してガンガン昂らせ、最後はきっちり谷間に迎え入れましょう。

 

小さな心配りではありますが、こういう視覚的な興奮、ソフトに触れられる感覚、行為前の緊張感に目を向け、動作の中に織り込んでいくのはリアリティを追求するうえで欠かせない要素だと考えます。

触れられる女の子の手の感触だけでも、無限に差別化できると思いませんか? 

細部の描写への気遣いを忘れないようにしましょう。
 

 

ちなみに本筋とは関係ないのですが、マゾオスは自分から足を開いておねだりするのが好きです。

 

 

腰に手を回され、お尻が女の子の太ももの上に乗るよう誘導される
 

 

あらゆるパイズリ体位で最もスタンダードといわれる膝上パイズリにおいて、王道の前振り……いや必殺技と言っても過言ではない動作です。
 

「んしょ」のかけ声とともに腰を抱いて引っ張られた時点で、「次に何をされるか」が簡単に想像できる点。
 

お尻が乗せられた時点で「女の子の太ももの柔らかさ」を自然に描写できる点。
 

その後の膝上パイズリがあらゆるズリ方に派生しやすい点(後述)。

 

まさに入れ得、入れ得、入れ得ッッ!!

 

 

これと相性が良いのが膝枕。

音声作品でもまぁまぁの確率で存在する、膝枕耳かきからのパイズリ。流れがスムーズなんですよね、下から見上げるでっけえおっぱいと頭部で感じる膝の柔らかさに興奮できるので。


なおズリマゾ、膝ポンポンでおいでおいでされて、自分からお尻を乗せに行くのがツボの模様。

 

 

 

膝立ちになった女の子が両手でおっぱいを股間の位置まで持ち上げ、受け入れ体勢を作る

 

 

 

はい、縦パイズリにおける最強の技です。
一般的には男性優位と思われがちの縦パイズリですが、マゾ好きの私は少々異なる見解を持っています。

 

生殖機能を持たない母性の象徴に情けない腰振りピストンを受け入れてもらってるんですよね。

 

そういうとき、女性側の余裕を表す描写としてこれはチンコにビンビン来ます。

これから挿乳するおっぱいを「はい♡」と差し出され、指から零れ落ちそうな乳肉のボリューム、谷間のぴっちりIラインにまで触れられたら、もう100点どころか100万点ですよ。
 

生意気な、あるいはしたたかな誘惑に金玉が煮えくり返り、勇んでちんぽを挿乳してそのまま差し切ってしまうのが男性優位、情けなく負けるのが女性優位ですね。

もちろん着衣との相性は抜群です。
 

猫ランジェリーとか、ズリ穴空いた水着とか、縦セタとか、全部パイズリのためにあるような服ですからね(過激発言)

 

服が変わるだけで趣も変わるのが面白いところです。

 

 

 

他にもセルフ乳揉みしだき挑発とか、おっぱいパフパフとか、おっぱいを意識させるシチュエーションはいくらかあるのですが、ここでは割愛させていただきます。
 

同じくパンツの上からソフトタッチや、わざとらしくジッパーをゆっくりおろすなんかもばちクソ興奮を煽る前振りで大好きですが、汎用性のあるシチュでズリ専用ではないので割愛です。

 

余談ではありますが、相手が悪魔とかハーピーのような人外娘の場合、「種族的な特徴がパイズリの上手さとリンクしている」
と破壊力が倍増するのでおススメです。
例として鏡裕之先生の巨乳ファンタジー2から一部抜粋すると、

 

───人魚族のパイズリは凄いよ。連中って、大人になるまで脚がないだろ? だから、パイズリが巧いんだ。おまけに好きな人にはご奉仕が大好きときてる。もうたまんないよ───

 

この一文があるか無いかは余りにもデカすぎる 

パイズリ直前にこんな情報ぶち込まれたら完走できませんわ(1敗)

 

そう言われても中々……という人は、サキュバスから始めてみてはいかがでしょう。恐らく理由付けが一番妄想しやすいと思います。パターンがありすぎて逆に悩む可能性もありますが。

 

STEP2 おっぱいに挟まれる瞬間

 

 

 

随分と範囲を絞ったところをお出ししてきたな……と思った皆さん。
だからこそ大事なんです。
挿乳がたったの一言で終わってしまうのは非常に勿体ない!!

 

ここは必殺技の一つなんです。

入った瞬間に暴発負けケースもあるくらい、力を入れておシコリできるんです。 

なぜみなさんは適当に流してしまうのでしょうか……?

 

 

おっぱいに挟まれる瞬間イコール、ズリキチの願望がまさに叶うとき!!!!

 

 

前振りで煽りに煽られた「挟まれ欲求」がついに昇華される第一段階ですよ!?
 

 

そこを「挟まれた」の一言でベルトコンベアーのように流されたら、たまったもんじゃないです……。

その後、おっぱいの感触を始めとする写実的描写と竿側の感情に数文触れるならともかく、スルーはないでしょう、スルーは!!!

 

 

……半ば嘆願になってしまいましたが、何も地の文だけで全部描写しろ!と言ってるわけではなく、例えばその後女性側から「ちんちんが乳房にすっぽり埋まったことへの言及」や、「谷間に感じる熱、硬さ、ローションのぬめり等への感想」のセリフがあり、受容の態度を見せてもらえれば「あぁ、パイズリが始まったなぁ」と思うわけです。

 

夜這いシチュで、いきなりパイズリされてる状態から本文スタート!だとしても、

 

・どう挟まれてるのか

・体位はどうなのか

・着衣のままなのか生乳が露出してるのか

・着衣だとしたら服を捲っているのか、ボタンを外しているのか

 

明細な描写で一呼吸置いてほしいのです。

 

 

僕はこの記事に取り掛かる前、準備としていくつかのエロシーン(ALLパイズリ)を写経して分析を行いましたが、

 

挟む → 次の一文で捕捉(一呼吸置く) → 会話で感情部分に触れながら扱き始める

 

を短くても丁寧にやっている人ほどシコれるズリ文章でした。

 

いや、本当に些細な気遣い程度でも意識してほしいです。
 

あるじゃないですか、ちんこが乳肉に埋没していく興奮と、それを受け入れる女性側の熱い吐息が……それで思わずぴくりと腰が浮いたり肉棒が跳ねたら、ますます乳房で可愛がられる予感がするじゃないですか……

 

人付き合いで第一印象が大事なように、パイズリのファーストコンタクトも決しておざなりにしてはいけないのです。

 

 

STEP3 パイズリ体位による派生

 

STEP1でもちょこっと触れた本題へとやって参りました。
ここは本当に奥深い、まさしく深淵の領域です。
何もかも触れようとすると僕がパンクしてしまうので、それぞれどういう挟み方で、どんなシチュに映えるのかをご紹介していこうと思います。

 

膝上パイズリ

 

お前が主人公や!と断言してもいいくらい、王道を征く体位です。

前振りのところで少し触れた通り、女の子の膝の上にお尻を乗せてちんちんを谷間に差し出し、たぱんっと挟まれる体位となっております。

 

この体位の非常に優れている点は、姿勢がすごく安定してパイズリがしやすいことですね。男側が足を伸ばして女の子の胴を挟むようにしてもいいですし、女の子側が体重をかけ、おっぱいと太ももでがっちり固定できるのも利点。
 

その安定性ゆえに、色々な乳房の動かし方を試せるのです。

 

例えば、交互ズリ。
主に片乳ずつ交互に揉み込むように動かすやり方と、円を描くように両乳を擦り合わせて挟み込むやり方があります。
刺激を変えて追い込めるので、僕も多様しています。

オードソックスに挟んだまま、上下に動かすやり方にも差分があります。


主に注目する点は、女の子の手や腕の使い方です。

 

・両手で抱えるようにして上下に動かす

・両腕で抱きかかえるようにして身体ごと上下に動かす

・前腕を使って乳圧をかけつつ揉み込む

 

……同じ姿勢でありながら、こんなにも動きのバリエーションがあるのです。

 

元AV女優・杏美月さんも、オフィシャルブログ内の記事「パイズリについて思うことの文」において、手の持ち方のバリエーションについて触れているのでここに引用します。

 

 

・手の持ち方のバリエーションを変える
1、指を広げた形→ベーシックで調節しやすい
2、手がグーの形→力を入れやすい
3、親指で挟んで他の指は下乳を支える形→ちんちんのポジションをコントロールしやすい。反り返ってるちんちんの場合は中指でちんちんをおさえる。
4、自分の乳首を摘む形→上手く掴めないのであんまりしないけど、漫画みたいでいいなー
5、手は男性の乳首を触り二の腕で挟む→おっぱいを動かしにくいので動かさずにちん先を舐めるのもアリ
6、手首付近で挟む→身体を動かしてグニグニ。指が自由になるのでちん先をいじることができる。

 

この他にも、実践経験ならではの知識がぎっしりと詰まった良記事なので、創作者の方は是非とも目を通してください。マジでタメになります。

 

本題に戻りましょう。


極めつけは、ノーハンド。
ビキニなど程よい締め付けのある着衣でちんこを挟んだまま揺らす手法ですが、他と違って両手がフリーになるのが最大の特徴でしょうか。
解き放たれた両手はどこを弄るべきなのか、お分かりですね?
男の弱点である乳首へと伸ばし、容赦のない2点責めを決めましょう。 
イチャラブでもマゾ向けでも使えるテクです。

 

シチュエーションとしては何にでも使えますが、たとえば初めてのパイズリ、体格差のあるおねショタ、などは間違いなく映えるでしょう。

 

 

僕も好きですよ、ベッドの上で丸めた毛布の上に寝かされたショタがお姉さんに足を押さえられてノーハンド着衣パイズリされるシチュエーション(具体的)

 

 

膝立ちパイズリ

 

あるいは座りパイズリとも呼ばれるでしょうか。


この体位もパイズリ初期装備のひとつで、非常に幅を利かせやすいですね。
女の子が膝立ちの体勢で地べたに足を付き、竿男はイスに座ったりベッドに腰かけた状態でのパイズリです。

腰かける場所さえあればどのシチュにも応用可能で、プールサイドでも、お風呂の桶でもOKな万能ズリです。

 

STEP1で触れた「男の足を開いて、その間にするりと入り込む」という前座は、まさにこのパイズリにうってつけなのです。

 

前の膝上パイズリと明確に異なる点は、「男の胴体と女の子の距離」ですね。より密着した体勢になるので、お互いの息遣いも聞こえますし、パイズリしながらのベロチュー(ズリキスともいう)ができるのは大きな利ですね。

 

もうひとつ異なる点は「視点」です。
 

女の子が見上げる側、男が見下ろす側に代わるので、女の子のわざとらしい上目遣いなどはこっちの体位の特権ともいえます。
それに乳首責めも、顔を近づけやすいので指だけでなく、舌による責めも可能になるので更なる快感へと誘います。これは大きな差別点ではないでしょうか。

 

 
もちろん着衣を組み合わせれば、途端にシチュエーションは無限大化。
射精する瞬間がおっぱいに隠れて全く見えないので全年齢、という狂気の強行軍も、この体位がやりやすいのではないかと思います。

 

 

 

 

*余談

みなさんは「パイズリ中に男が女の子の乳首を弄って責める行為」に肯定的ですか? 否定的ですか?

 

2年前の私はとにかく受け身ズリしか食べれない偏食家でしたので、あまり受け入れられませんでした。

 

 

「邪魔をするな、黙って受け身になって喘いででくれ。俺のほうからも気持ち良く、とか要らん気遣いしなくていいからおっぱいの感想を呟け」

 

 

多分エロゲで嫌というほど女の子に責められるをキャンセルされて苛立っていたんでしょうね、当時の私は。

でも男がパイズリされながら乳首も責められるのは大好きなので、なんともわがままなマゾだなこいつ。

きっと世界には男の乳首責めをせず、パイズリだけに集中してほしいズリマゾもいることでしょう。

 

 

ズリキチは総称のようで、実際は性癖エゴイストの集まり。一枚岩ではないのです。

 

 

 

縦パイズリ

 

さぁて、やって参りました。

ズリキチの間で「いったいどの辺が縦なんだ?」と毎回激論を交わされるも、代わりの名称が浮かばないので縦パイズリと呼ばれ続ける体位です。
 

膝上パイズリとの違いは、竿役の男が仁王立ちの状態になることですね。
女の子側も少しかがむような膝上ズリとは異なり、ピンと背を伸ばしておちんちんの挿乳を受け入れます。

 

何と言ってもこの体位、映えっぷりが段違いです。

 

上二つとは異なり、男側が能動的に腰を振るアクションを起こしやすいこと、上下左右で第三者視点を変えると違った趣があること、よりご奉仕をしてる感覚が強まること……どれをとっても強い。

 

正面から閉じた谷間へと失礼し、ずぶぶっと乳肉に吞まれていく様はまさに「おちんちんを食べられている」と表現するに相応しく、実は女性側が攻めるにもうってつけの体位なのです。

 

全体位の中で馬乗りパイズリと同じくらい、「種付けパイズリセックス」を意識できる点も優秀といえるでしょう。

「乳オナホ」「おっぱいホール」などのパワーワードが活き活きする体位でもあります!

STEP1で触れたように、着衣ズリ穴との親和性が特に高いですね。
 

映え×映え=ドチャシコ理論ですわ。
 

乳肉が波打つぐらい強烈な腰振りをしても、ぱっつぱつの乳圧が肉棒を捉えて離さないのが最高でありますなぁ!!

 

個人的な趣向を申し上げると、「腰を反らして押し付けても胸板まで届かない」のが理想です。敗北しがいがあります。
男側が能動的に動いてる時でも、おっぱいを掴む手が汗ばんでいたり、女性側が余裕の表情で観察していたりすると、欲望を受け入れられている感がグッと増していいですね。

親和性の高いシチュエーションは、隠れてこっそり系や閉所ですね。
シャワー室とか岩陰とか、ばちこり合いますよ。ロッカーに隠れてするのも大好き。

 

 

馬乗りパイズリ

 

 

長らく男性優位系の代表ともいうべき扱いを受けてきた体位ですね。
最近では女性優位でもまま見られます。


女性側がセリフで竿役を導くように性欲を煽り、手のひらで転がしながらフィニッシュまで持っていくケースなど、「体勢ではマウントを取っているのに精神的には上を取られている」という、ある意味最もマゾヒズムを刺激する行為と捉えることもできますね。

 

基本的に男性がおっぱいを持って腰を振るので、縦パイズリ以上に猛る情欲をぶつける描写が書きやすいと思います。ここで注意したいのは、「セックスと同じ感覚ではなく、パイズリ特有の”女性の受容”を忘れず書いてほしい」ってことです。

 

かつて「パイズリは本番と思って書いてほしい!」と心構えを説いたことがありますが、あれを「膣挿入と同じ感じで書け」とは受け取らないでほしいんです。

 

母性の象徴の柔肉ふたつを掴んで谷間に精液を注ぐというのは、おまんこへの種付けとは異なり、妊娠は絶対にありえない行為……

 

だからこそ母性に包まれ、受け入れられている感覚が強く出るのです。


ズリキチはなぜパイズリセックスの種付け妊娠からかいが大好きなのか?

それはあり得ない現象ごとズリ欲を柔らかい乳房で受け止められていると感じるからだと考察します。

 

ここら辺のことは前に鏡裕之先生から貰ったアドバイスの受け売りなので、元の文章も引用して載せます。

 

 

膣ピストンは、基本的に男性が男性の性的有能さを示すための行為です。

でも、パイズリは男性の性的有能さを示す行為ではありません。

巨乳や爆乳は母性の象徴です。ペニスは、男性の精神的な象徴です。パイズリは、ペニスが乳房に包まれ、慰撫される行為です。つまり、男性の精神的な象徴が、母性の象徴に包まれて慰撫される行為です。母性に対して接触し、母性から包容される行為なのです。

男性が腰を振る場合は、主体性の発揮が加わります。母性に対する征服欲的なものが加わります。けれども、「母性の象徴に包まれて慰撫される」という母性的な側面が消えるわけではありません。

終始優位なのは、母性的な側面です。突き刺しパイズリや馬乗りパイズリの場合、母性的な側面に対して、主体的・征服欲的な側面が付加的・二次的に加わるということなのです。

 

 

*これも余談なのですが、「膣ピストン」「膣挿入」という表現はどうやらズリキチの中でしか通じないことが最近判明し、非常に驚いています。

 

さて、ここまででパイズリの基本ともいえる4体位に触れてきました。
ここから先はマイナー寄り、あるいは邪の道ともいえる複合技をいくつか見ていきましょう。

 

 

アナル舐めパイズリ

 

 

人によって好みが分かれるのをいきなりぶっこんでしまいましたが、私が好きなので許してほしい。
これはもう読んで字のごとく、男性優位系・女性優位系どちらにおいても尊厳破壊の4文字が浮かんでしまう攻め攻めのプレイです。

 

なんでこんなえぐいの好きなの? と言われると答えはシンプル……
僕がケツ穴よわよわ性感帯男だからですよ。ガキの頃にカンチョーごっこやりすぎた弊害ですかね……。

 

これは相手の心を折る、もしくは既にへし折った後のプレイとして出番があります。女性優位系でもあるのか、と聞かれれば結構あります。
男にとってもケツ穴舐められて感じるのは屈辱的かつ背徳的ですからね。
一般的ではありませんが、舌の長いキャラ……ラミア娘なんかを題材にするとつい取り入れたくなります。
パイズリが”受容”の属性を持っているので、まさに攻防に隙のない組み合わせ、あっという間にズリマゾ堕ちですよ。

 

 

ちなみに「パイズリフェラはあれだけ目の敵にしてるくせにこっちはいいのかよ」という批判が飛んでくると思いますが、最後の着弾地点が口内か乳内かで判定を下しています。

 

途中でちんぽしゃぶっても最後が乳内に出すならパイズリかな……と思いますし、最後に口へ出してしまったら、それはパイズリであってもフェラ主体だと個人的には考えていますね。

 

要するに、ズリキチは何が何でも乳内に出したい異常性癖者です。

 

 

横位置パイズリ

 

広く知られてる名称が無いのでこう呼びます。


①寝ている男性を横から挟む行為
②横向きに寝ている女性の胸にちんこを差し込む行為

 

おそらくこのどちらかを想像したでしょう。
①はAVでもたびたび見られる行為で、寝たきりで動けない患者の勃起したイチモツを……とか、寝っ転がらざるを得ないシチュで映えますね。
 普通の挟み方と違って、裏筋に集中的な刺激が行くのでまた違ったパイズリ快楽を表現できると思います。


②は睡眠姦パイズリや、ダウナー系女子の胸を勝手に拝借……などで映えるシチュです。そんなに見かけることはありませんが、ここぞというときに活用すると「そういうのもあるのか!」と感動されるかもしれません。

 

 

 

ちんぐり返しパイズリ

 

 

ハ ア ァ ァ ァ ァ ン ♥♥♥♥♥

 

 

マ  ゾ  の  祭  典  ♥♥♥♥♥

 

 

 

失礼、雄たけびが出てしまいました。
 

もうドМシチュの究極系ですよね、ちんちんが下反りでないと不向き、という欠点があるのでちんちんの設定は慎重に決めましょう(冗談)
 

ちなみにちんぐり返しとはその名の通り、後転するようにケツを天井へと向ける体位です。くぅ^~ん
 

個人的には1対1はもちろん、3P映えもするシチュエーションだなと思ってます。ケツ穴同時責めなんかされた日には尊厳もあったもんじゃないですが、この体勢でしか味わえない圧倒的屈服感は病みつきになりますよ……

 

 

zurikichi081.hatenablog.com

 

 

私の寄稿した作品でガッツリちんぐり返しパイズリを書いているので、性癖を同じくするズリマゾの諸兄はぜひ手に取ってお読みください

 

 

Wパイズリ

 

3Pシチュの王道……ではありますが、実は何かと難しいWパイズリ。
 

ホールド感がいまいち出ない疑惑もあり、エロく描写するには力量が試されると思ってます。
 

これは僕個人が心掛けていることですが、Wパイズリするときには必ずおっぱいの質感がどう異なるのかを描写しています。
 

実はおっぱいの感触、個人差がかなり激しいんですよね。
それはハリだったり、サイズだったり、乳肌の感じだったり……もちろん、柔らかさも。
だから同じ体位でパイズリしても同じ快感にはならないんですよ。

 

Wパイズリはここに着目するべきじゃないか? と思うわけです。
 

「全く質感の異なる双丘に同時にズられる」のは、明らかにソロズリとは異なるケミストリーが生まれるはずなんです。
 もう一点、攻め手が二人なら当然掛け合いが生まれるので、セリフによるシコリティの相乗効果が出ると思います。

 

 

ズリ事後のザーブリ描写も二人なら乳合わせで出来ますしね……

(事後に関してはSTEP6で触れていきます)

 

 

あとがき

 

ズリバカが勝手に語る理論をお読みいただきありがとうございます。

くりから先生を始めとする「平成のズリ作家」が撒いた種から私のようなズリキチが生まれたように、この記事を読んだ方たちの中から、次世代のパイズリスト・ズリ作家が一人でも誕生することを願っています。

 

 

後半は頑張って書きます()