pixivオリジナルえち小説感想 「入院中の僕をフェラチオ漬けにする白衣の天使」
ジャンルごとに分けてやっていきます、というわけで今回は一次小説です。
何本も一気にやるとカロリーが凄いので小出しで行きます。
〇入院中の僕をフェラチオ漬けにする白衣の天使
まずタイトルが強い……
ド直球で分かりやすい上、間違いなく性癖を直撃される人が多い文字の羅列。
ナースで逆寝取られでフェラ、読者が飛びつく要素しかない。この時点で期待が膨らみます。
で、この冒頭文ですよ。
入院した病院で、僕の担当看護師になった、佐々宮 舞衣(ささみや まい)さんは。
とびきりの美人で、
かつ、抜群にフェラチオが上手かった。
あ、上手い。
いきなりタイトルの期待に応える濃厚フェラ文章が続きます。
エロ目的の読者をさっと引き込むために、まず最初にえっち文を提供してその後に経緯を描写、またえっち文に……という型を僕もよく使用するのですが、特に最初の文は難しいものです。
一見シンプルに見えますが、少ない文字数でヒロインのイメージを掻き立てて、その後舌技にきっちり地の文を割いてるので、すぐに脳内がエッチな世界観へと入れます。
この冒頭だけで作者の手腕が伺えますね……
「フェラチオ漬け」のタイトルに偽りなく、全部で2.8万字以上もある本文中でフェラチオ射精がこれでもかと敷き詰められています。
とにかく看護師の舞衣さんのねぶるような舌使いと滑りの描写がドスケベ!
かつ、舞衣さんが用意する都合の良い「言い訳」に負け、どんどん快楽の深みに堕ちていくのがゾクリときます。やってはいけないことをしてしまっている、一線を踏み越える感覚がひしひしと伝わってきますね。
しかもそれがエスカレートしていくんですよ、「彼女がお見舞いに来ると口で抜いてもらえる」のが習慣付いた結果、見舞いに来ただけで勃起する身体に調教されたとかスケベ過ぎません??? 僕は唸りました、マゾなので。
フェラチオ自体の描写力もさることながら、長い入院期間で徐々に段階を踏んで堕とされていくシチュエーションも見事でした。フェラチオ書くときは読み返します。